春の陽気
こんにちは!
昨日の雨が嘘のように、今日はすっかり春の陽気に包まれてますね!
来週からはまた寒気が押し寄せるとのことで、暖かい今日を楽しみたいと思います♬
先日、職場近くの八百屋さんにて、紫白菜なるものを発見しました。
最近では、オレンジ白菜が有名ですが、
紫白菜はあまり見かけないな。と思い、購入してみました♪
普通の白菜に比べ、葉が柔らかく、サラダなんかの生食に向いているよ
うです。
煮たら、煮汁が紫になるとか…!
昨夜は、その紫白菜を使って和風マリネを作ってみました。
大葉と紫白菜の相性が◎で、とってもおいしかったです♪
この【紫】。
最近、よく見かけると思いませんか?
・紫キャベツ
・紫たまねぎ
・赤紫蘇
・アサイー ・・・等
この紫色の色素はブルーベリーやぶどうの色素と同じ、
【アントシアニン】という色素なんです。
食べ物だけでなく、お花の【すみれ】。
このすみれ色もアントシアニン類の色素になります。
アントシアニンは、抗酸化物質なので、
身体の中の活性酵素を抑制し、血行を促進してくれたり、
血管を強くして、動脈硬化の予防にも良いとされています。
また、ブルーベリーは目に良い、というイメージの通り、
アントシアニンは目の疲労をやわらげたり、
視力の低下防止と視力向上の働きをすることで有名ですね。
アンチエイジングにも、健康増進にもぴったりも色素という訳です。
ちなみに、今、流行りのビーツ。
日本では、火焔菜(かえんさい)とも呼ばれています。
このビーツの色素は、紫に見えなくもないですが、
実は赤色の色素、ベタシアニンという色素です。
今回、紹介しているアントシアニンと比べると、より抗酸化作用が強い
色素です。
スーパーフードと言われるのも理解できますね!
(またいつかご紹介します(^^;))
さて、アントシアニンを効果的に取り入れるには、どんな調理法が良い
のでしょうか?
アントシアニンは熱に強く、加熱調理をしても成分の質は変わらず
効能もそのままです。
ただ、加熱することでせっかくのきれいな色があせてきてしまいます。
(いつも茄子料理で悩むところです…(笑))
なので、色を楽しみたいなら、さっとゆでる、炒める程度にしましょう。
また、この色素は水溶性の色素です。
ゆでる場合は、紫の色素が水へどんどん溶け出てしまうので工夫が必要ですね。
蒸したり、電子レンジで手早く加熱するのが有効する他、
溶けだした水も一緒に召し上がれる汁物でも良いでしょう。
ほかの注意点としては、
なんと、アルカリ性の食べ物と組み合わせることで
青色に変化してしまうこと。
ベーキングパウダーや卵白、こんにゃくなどはアルカリ性の食品なので
気をつけたいですね!
ちなみに…
酸性のものと合わせると、色が安定する性質があります。
なので、酢や柑橘系で色止めして調理するのは、オススメです♪
近年、スーパーにも置かれている紫野菜。
綺麗な発色で、食卓も明るくなります♪
2/4のバレンタインレッスンでは、
レッドオニオン(紫たまねぎ)を使用したセビチェを作る予定です。
美味しくて、健康的。最高ですね!
うしろ